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スペイン旅行2日目-闘牛は早々に退散

マドリッドに戻って、なんとか時間が間に合うのでママ1人で急遽ラス・ベンタス闘牛場へ。(現地ガイドさんに闘牛場まで連れて行ってもらい、チケット購入まで手伝ってもらいました)

スペインに来たのなら、闘牛もと思っていたのですが......これは間違いでした(汗)
闘牛は『様式美』だそうですが、ママにはちょっとムリでした。
前から4番目の、正面日陰席(12000円)を奮発したのですが、6試合のうち2試合で退散。
(ちなみにバルセロナでは禁止されていて、かつての闘牛場はショッピングモールになっています)

なので写真だけ見てください。

ラス・ベンタス闘牛場。
普通にチケットを買えるにもかかわらず、国が認めたダフ屋さんがいっぱいいます。
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ピンクのマントを手にしているのはノビリェーロ(見習い闘牛士)
右端に黄色っぽく見える、目隠しをして鎧兜で身を包んだお馬さんも重要な役割を果たします。
(お馬さんはケガをすることはありませんが、牛さんの角で突き上げられても訓練されているからか微動だにせず、それもなんとも切なくてみていられませんでした)
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真っ赤なムレータ(牛を操るマント)はマタドール(正闘牛士)
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これはホッと一息つけた場面。
この黒い雄牛さんは、何か不都合があったようで(闘う意欲に欠けているとか、足腰に問題があるとか、片目がよく見えていないとか)、退場になります。
退場のさせ方は、去勢済みのカウベルをつけた雄牛さんが楽しげに入って来て、その牛さん達に誘われるように一緒になって退場して行きました。
あとから日本人ガイドさんにきいたところ、マドリッドの闘牛場は非常にレベルが高いのであっという間に傷ついた雄牛を退場させる事ができたそうで、よそでは1時間もかかったりするそうです。
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日なた席は暑いので空いていますが、日陰席は地元の人たちでいっぱい。
好きな人は全試合、年間を通じて同じ席で観るそうです。
家族の娯楽のようで、子供もけっこういました。
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ここマドリッドの闘牛場で認められる事が、闘牛士にとっての栄誉だそうです。

スペイン旅行2日目-世界遺産トレド観光

マドリッドからバスで1時間半(約70キロ)。
世界遺産、トレド観光です。

自然の川の要塞に囲まれた古都トレド。
もしもスペインに1日しか滞在できないのなら、迷わずトレドに行けという格言があるほどだそうです。
美しいですね!
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この町全てが世界遺産になっていて、町の中には今も普通に人々が住んでいます。
でも、現地日本人ガイドさんいわく、近くにコンビニもスーパーもないし、世界遺産なので改装や立て替えができないし....一度部屋が空くとなかなか埋まらないそうです。

トレドの町並みを臨む眺めの良い丘の上に立つパラドール・デ・トレド(修道院や貴族の館を改装した国営ホテル)でランチ。
本場イベリコ豚のソテー、美味しかったです。
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いよいよトレド観光です。

スペインにおけるカトリックの最高峰『カテドラル』
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高さ30mの主祭壇。
大聖堂自体はルネッサンス様式ですが、主祭壇はゴシック様式だそうです。
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エル・グレコ作『聖衣剥奪』
実に鮮やかな色合いですね!
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スペイン旅行2日目-マドリッド観光

宿泊先のウエスティン・パレス・マドリッドのレストランの天井は、こんなに素晴らしいステンドグラス!
ここで優雅に朝食。
このホテルのオレンジジュースはとっても美味しかったです♪
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バスに乗ってマドリッド観光。

スペイン広場のドン・キホーテと作者セルバンテスの像。
(スペイン広場という名の広場はあちこちにありますが、ここのスペイン広場はなかでも有名だそうです)
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世界三大美術館のひとる、プラド美術館。
ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコの作品が充実しています。
こちらはチケット売り場で、この建物の側面から入場します。(写真撮影は禁止)
美術の教科書に出てくるような絵画が目白押し。
特に門外不出のゴヤ作の『裸のマハ』と、『着衣のマハ』を並んで鑑賞できます。

現地日本人ガイドさんが絵画に詳しい方だったので、その方の解説をききながらの絵画鑑賞はとても面白かったです。
なかでも宮廷画家でありながら王室の人にまじって平気な顔で自分まで描き、おまけに王妃のことが大嫌いなゴヤは王妃の事はお○スなまま描き、息子は王様にまるで似ていない『カルロス4世の家族』のお話等。
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レイナ・ソフィア芸術センター。
こちらではピカソの『ゲルニカ』を鑑賞。
本で見るピカソは??という感じのママでしたが、解説付きで『ゲルニカ』を鑑賞し、はじめてピカソって天才なんだと思った凡人ママです(笑)
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スペインは(地方にもよりますが)おおむね日中の気温はかなり高く30度くらいになります。
でも、朝晩は5〜8度くらいと寒いので、重ね着が必要。

日中はワンちゃんも暑くて大変です▼・ェ・▼
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