父の旅立ちにつきましては、皆さまにご心配頂き、あたたかなお言葉を頂戴し本当にありがとうございます。
家族で助け合って頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。
久しぶりに駒沢公園をお散歩。
(本当はちっとも久しぶりではないのに、もう何日も何日もたったような気がしました)
まるで浦島太郎になったような気分。
雨上がりの駒沢公園はなんかしっとりしていて心が落ち着きました。
父は宮城の田舎の出身ですので、土と木と花と石も好きでした。
元気な頃には家庭菜園を耕し、夏にはきゅうりやトマトやとうもろこしやナスやスイカやいんげんマメを収穫していました。
体調をくずし始めてからは、茶の間の自分の席からこの庭と空をながめ、テレビをみていました。
父は家で過ごすのが大好きでした。
昨年父の兄が亡くなってからはすっかり元気をなくし、今年に入って体調はどんどん悪くなり、何週間も食事をとってくれない日々が続きました。
母は病院嫌いの父をなんとか病院に連れていき、参鶏湯スープやさまざまな漢方やサプリ、牛乳で父の健康を守ろうと必死でした。
私も父に何か一口でも食べてもらおうと努力しました。
(○○が食べたいというので母が用意してあげても、実際は一口も食べてくれませんでした)
私が実家に帰ると、言葉にこそしませんが父はとても喜んでくれるのでできるかぎり実家に帰りました。
父はべべの事が大好きで、べべもジジの事が大好きでした。
今日から検査入院という日の朝、父は思いもよらぬ心筋梗塞で旅立ちました。
40代から糖尿もあり高齢であったために、全く痛みはなく、眠るように安らかであった事が救いです。
四十九日になったら、父はこんな日本庭園のすぐ近くに眠ります。
土と木と花と石があるので、きっと気に入ってくれると思います。
大好きなパパ、ありがとね。