アレッチ氷河をみたあとは、アルパイン・センセーション。
ユングフラウヨッホ駅(3454m)に2012年に完成したアルパイン・センセーションは、ビジュアルとサウンド、イルミネーションを駆使した新しいタイプの観光アトラクションです。
まずはエーデルワイスのお花が出迎えてくれます。
大きなスノーボールの中にはスイスの村の生活が描かれており、色や景色が変わって村の春夏秋冬を見せてくれます。
どの季節も魅力的できれいでしたよ。
それと、さすがスイス! 牛さんが腕時計をしていましたよー(^з^)-☆
青い光がきれいな動く歩道もついたこのエリアでは、ユングフラウ地方のツーリズムの歴史を紹介。
トンネル工夫たちへのオマージュ
ユングフラウ鉄道は1896年から1912年まで(16年間)、途中2年の休止を挟んでイタリア人の労働者がトンネルを掘り続けて完成。
工事中に30人もの方が亡くなり、60人が負傷したそうです。
ユングフラウ鉄道は、スイスの実業家アドルフ・グイヤー・ツェラー氏のアイデアから生まれた。
ツェラー氏は前代未聞の鉄道計画にのめり込み、巨額の個人資産を投資。
ツェラー氏は完成を見ることなくこの世を去りましたが、1913年の全線開通後の1年間に「トップ・オブ・ヨーロッパ」ユングフラウヨッホを訪れた観光客は4万2880人もいたそうです。
ここでは、アドルフ・グイヤー・ツェラー氏の像と、足元にはその「アイデア」がそのままに描かれています。