ゴルナグラード展望台(3089m)に向かう登山鉄道はアプト式と言って、いわば四駆ならぬ“中央駆”です。
中央の歯車の『複数の歯の位相をずらすことにより、常にいずれかの歯がラックレールと深く噛み合っていることにより安全性の向上が図られている。』そうで、急な斜面も安全にグングンと登って行けます。
スイスではこのアプト式の鉄道が多いですし、日本でも以前碓氷峠などでも使用されていたそうです。
急斜面の林を抜けるとマッタホルンがより間近に見えてきました。
これから前方に見える、落石よけの屋根付きの車線の中を登って行きます。
画像ではわかりにくいですがけっこうな急勾配なんですよ。
ゴルナグラード展望台駅に到着です。
ちなみに右手の柱に写っている時計はオメガ。
時計でも有名な国だけあって、観光地の各所には色々なブランドの違った時計がかかっています。
次はどこのかな?なんて見る楽しみもあります。