和食ランチを食べている間に、ラッキーなことに雨が上がりました。
世界遺産【クトゥブ・ミナールと複合建築群】の観光です。
ここは、約990年前の奴隷王朝(インドにおける最初のイスラム王朝/奴隷階級出身の君主が多かったのでそう呼ばれる)〜ハルジー朝時代の歴史建築が残る、インド最古のイスラム遺跡群です。ヒンドゥ教徒に勝利した記念として奴隷王朝の創始者アイバクと、その後継者によって造られました。
尖塔クトゥブ・ミナールは5層からなり高さ72.5m。
中には369段の階段があり、以前は塔頂部に上れたそうですが今は入れません。
向かい合ってあるのはアライ・ミナール。
アラーウッディーンがクトゥブ・ミナールの2倍の大きさの塔を造ろうと建設した土台。
アラーウッディーンは1316年に暗殺され未完となったそうです。
鉄柱
4世紀、グプタ朝のインド統一記念に造られた純度約99%の鉄でできている為、約1700年も経っているのに錆びないそうです。
イギリスの科学者が上の方を四角く切り取って持ち帰り組成を調べたそうですが「わからなかった」と現地ガイドさんが言っていました。
1700年も前に、すごい技術があったものですよね!